北ア・雲ノ平

2019年8月29日 (木)

雲ノ平に行きました④

初日・双六小屋、2日目・雲ノ平山荘と2泊し、ここからは下山です。
1日6~7時間ずつ歩いては山小屋泊と言う計画を立てて来ました。
新穂高へ下りますが、時間的には鏡平小屋で更に1泊、でも最終日ですから頑張って一気に新穂高もありかと。

一応新穂高を目指して、少し早い5:30に出発します。
本当はもっと早く出たいくらいですが、山小屋の朝食が5時なのでこんなもんでしょう。
明るくなり、水晶岳を正面に見ながら、まずは木道歩き。

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木道が白いのは夜露が凍っているから。湿っていても滑る木道が凍っています。気を付けないと。

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この日は祖父岳へは登りません。黒部源流を見て三俣山荘へ。

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昨日よりも黒部五郎岳が近くに見えます。

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向かう方向には槍ヶ岳、その下に三俣山荘が見えます。
すぐ目の前の高さにありますが、残念ながら黒部源流まで一旦下りて登り返しです。

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川まで下りたんですから、かなりの標高差。
この川を渡りますが、水量も豊富でどこを渡れば良いのか。
どこか渡れそうな所は無いかと下流へ下りますが、どこもダメ。川の流れに足をすくわれそうです。
結局このロープに捕まりながら渡ります。渡って振り返ってパチリ。

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渡った先には黒部源流の標が。

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一番下まで下りたので、そこからはずっと登り続けます。45分ぐらい登ると三俣山荘到着。
昨日登った鷲羽岳が見えます。

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ここからは来た道を引き返すだけ。同じ景色が続くので、気になるのはCTだけ。
鏡平までか新穂高まで行かれるか。
三俣蓮華岳~双六岳へ登るか否か。ええ、もちろん巻き道へ。(笑)

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双六小屋到着。まだお昼には早い。予定では鏡池で遅いランチ、そして新穂高へです。

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慌てる時刻ではありませんが、一つ心配なのが天気です。晴れてますが予報は15時から雨。
晴れ、晴れ、晴れ、雨、といきなり雨マークなのです。

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弓折岳分岐。笠ヶ岳への分岐です。そちらではなく鏡平へ。

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何だかちょっと心配な薄暗い雲が立ち込め、鏡池でお昼ご飯を食べ始めると、ポツリポツリと雨。
まさに天気予報通りです。
元々鏡平小屋に泊る予定だったので、そうしようかと思いましたが、3人くらい下山して行くので、思い切って下山することにしました。

幸い雨が降ったのは鏡池に居た時だけで、後は何とか持ってくれてます。

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小池新道を下り、わさび平小屋まで到着。もう後1時間程で新穂高です。長かったね、この3日間は。

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実は両足にマメが出来て、最後の舗装路は結構痛かったです。
太腿や脹脛の筋肉は大丈夫でしたが、やっぱり山から離れ過ぎでしたね。
それでも5:30から17:40まで、12時間も歩いてクタクタ。

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もっと遅かったら車中泊をして翌朝出発と思いましたが、これなら夜中には帰宅出来そうです。
5:00起きで、帰宅が23:00とか言うと18時間行動です。
先日の唐松岳は、20時間行動でした。(2:00出発、登山して現地を16:00出発、帰宅22:00)
その時かなり辛かったので、無理せず車中泊を、なんて思いましたが、この3日間は結構寝てます。
山小屋ではやる事が無いので、昼からゴロゴロ、20時には寝てたりします。

ヨシッ!このまま帰ろう。

途中高速で、前が全く見えないほどの土砂降りに遭いましたが、何とか無事に帰宅。
今年の夏も最高の山旅が出来ました。

めでたし、めでたし。

山から離れ過ぎると、やっぱり歩くのが辛かったりしますね。
足のマメが治ったら、どこか近場の山へ行かないと。

と、それと今回途中ご一緒させて頂いた、山小屋のおかみさんにもご挨拶に伺わないと。
何しろまだ未踏の百名山ですしね。(^^)v

 

それにしてもね、久し振りの山は楽しかった。もう夢のような時間でした。

歩いた距離も3日間で60kmでした。

最終日は12時間も歩き、これなら7~8時間/日の計画も立てられそうです。

夏休みは終わりましたが、ちょっとした休みでまだ高い山を目指したいですね。まだ暑いので高い山をね。

雲ノ平編、長々とお付き合いありがとうございました。 (^_-)-☆

iine

2019年8月28日 (水)

雲ノ平に行きました③

記事のタイトルは③ですが、内容は2日目の後半になります。

今回は元々水晶岳へは行かず、鷲羽岳から雲ノ平へ行く計画です。
参考までに、双六小屋~鷲羽岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣山荘(泊)の計画だと9:30掛かります。
もし双六小屋~鷲羽岳~水晶岳~雲ノ平山荘(泊)へ行くと、これまた同じくらい。
双六小屋~鷲羽岳~水晶岳~水晶小屋(泊)なら余裕がありそうですが、水晶小屋は小さな小屋で宿泊出来ないかもしれません。

同行した山小屋のおかみさんには、「あなたなら水晶まで行かれるわよ」なんて言われましたが、山で計画変更するのはちょっと怖いです。
それほど山歩きの経験がある訳でも無いですしね。ここは無難に雲ノ平へGO。

 

空は青く、水晶へ続く稜線は美しい。

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まずは隣のワリモ岳へ。

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水晶へ向かう?のか前方を歩く人が。

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水晶岳へ、そして雲ノ平へ、分岐点です。
時間はともかく岩ゴツゴツの道にも疲れました。計画通り雲ノ平へ向かいます。

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ここからは下って行けそうです。

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雄大な北アの景色。こういう景色を見ると、「来て良かったぁ」って思います。

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チラリと水晶を振り返りつつ、いつかまた、だな。

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個人的には、この辺の山では水晶岳が見た感じは好きですね。

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下りかと思いきや、祖父岳への登りが待ってました。山頂で水晶岳を見ながらお昼ご飯。
うーん、何て贅沢なランチタイムだろう。(笑)

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そしてやっと雲ノ平へ下りて来ました。山荘まではずっと木道歩きです。

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ついに来ました。2日目宿泊の雲ノ平山荘です。

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去年は折立から入り2日目に泊まりました。同じ2日目到着ですが、折立からの方が近いですね。
ピストンだから回り辛いのかな。
縦走するならば、折立~薬師岳~黒部五郎岳~雲ノ平~水晶岳~鷲羽岳~新穂高と歩けそうです。
3泊 or 4泊で歩けそうですね。

実際は、去年は薬師岳のみ、今年は鷲羽岳のみ。水晶岳は見るだけで満足です。

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到着。ふう。疲れました。

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予定では3日目は鏡平まで。行けそうならば一気に新穂高まで下ります。
山小屋で隣になった方は、水晶岳~鷲羽岳~黒部五郎岳と行くつもりらしいです。
雲ノ平に来る人は、山が大好きで、休日もある人が多いですね。

iine

雲ノ平に行きました②

2日目の朝です。山小屋泊は朝日を見る所から始まります。まさに普段は見れない景色。

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本日目指すは百名山・鷲羽岳(わしばだけ)、雲ノ平周辺では一番奥地の山と呼べる山でしょうか。

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双六小屋を出てすぐ裏の双六岳へ。15分程登ると分岐があり、ここから3つに分かれます。
双六岳へ登るコース、山頂へは行かず三俣山荘へ向かう巻き道、その2つの中道。
ここでひと息、皆さん「どちらから?」「今日はどこへ?」などと。

「お宅はどちらへ?」「鷲羽岳です」「あら一緒ね」
方向が同じなので、全然知らない女性とご一緒する事に。もちろん巻き道です。(笑)

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で、巻き道に来てビックリ。これが巻き道かよぉ。岩々の歩きにくい道を一気に下ります。
その女性はピストンでこの道を戻る予定なので、「こんなに登るのは嫌だから、帰りは中道にしようかしら」と。

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3本の道の合流点へ。更に進むと前から、昨日追い越された山ガールが、もうピストンして下山して来ます。
「どちらまで行かれたんですか?」「雲ノ平です」
なぬ?
「もう下山ですか?」「ええ、新穂高まで」

行くだけで2日掛かると言われる雲ノ平。ナント1泊2日で登っちゃうとはスーパーガール。
しかもザックは普通サイズ(40Lあるかないか)なのにテン泊だそうで。💦

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しばらく歩くと三俣山荘が見えて来ました。
今日はCTは全く気にしてません。なぜなら女性のペースに合わせているので参考になりませぬ。
私、自分より遅い人とずっと一緒に歩いても全然平気。
「私、歩くの遅いから先に行って下さい」なんて言われたけど、結局鷲羽岳まで一緒に歩く事に。

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三俣山荘のすぐ横にそびえる山が鷲羽岳。
歩くのが遅いと言う女性ですが、かなり山に詳しい様子。
それもそのはず、山小屋のおかみさんでした。それもちょっと有名な小屋。(小屋の名前は伏せますが百名山の小屋です)

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振り返ると今通り過ぎた三俣山荘と、そこから繋がる稜線が。
この後ろを見た時の、「もうこんなに登ったんだぁ」って言う瞬間が結構好きです。
北アの大自然の中、ポツンと建つ三俣山荘、どこかで見たような。

実はTVドラマの「サマーレスキュー」の稜ヶ岳診療所のモデルがここ三俣山荘です。
撮影はここではなく霧ヶ峰だったようですけどね。

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そして一歩一歩高度を上げて行くと、それまで見えなかった山が顔を出します。
これは黒部五郎岳。カールが目印。

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鷲羽岳はガレなのかザレなのか、とにかく登り辛い。
そしてこの日は驚くほどの強風で寒いこと。
山では段々と登るに連れて1枚、また1枚と服を脱ぐのが普通です。
が、私、初めて登りながら服を着ましたよ。寒くて。(笑)

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オー!北アの象徴・槍も見えます。尖ったこの山は誰もが憧れる山です。
もちろん登ったことありますよ。

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そしていよいよ山頂です。下には鷲羽池。

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今回の山旅で一番の絶景でしょうか。雲が掛かっちゃったのが残念です。

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百名山登頂成功。今回登った百名山はここだけ。まあそんなもんよ。
ここまで約4:00でした。CTは3:35ですからまずまずです。

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山小屋のおかみさん、ご一緒して下さってありがとうございました。
色々とためになるお話、勉強になりました。
ここでサヨナラして、私は更に先を目指します。前に見える稜線は水晶岳へ続きます。

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百名山狙いで鷲羽岳&水晶岳と2座狙うならば、三俣山荘にザックをデポして身軽になって登るのも手です。
双六小屋~鷲羽岳~水晶岳~三俣山荘のコースで、CT9:30ですからかなり長いです。
実際、8時頃に三俣山荘で早くも宿泊予約し、ザックをデポして水晶へ向かうグループも居ました。

私ですか?

私はそこまで長く歩きたくないので、水晶へは行かず、雲ノ平へ向かいます。

iine

2019年8月27日 (火)

雲ノ平に行きました①

昨年、折立(富山)を起点に、雲ノ平まで行きました。
北アと言うと槍穂、剱が有名ですが、この雲ノ平も日本最後の秘境と呼ばれ、辿り着くのが困難なことが登山者を呼び寄せるのか、人気スポットであります。
辿り着くだけで2日掛かると言われる雲ノ平。周りを囲む山は百名山が4座(薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳)。
去年は1週間休みがあったので、3座くらい登ろうと意気込んで入山したものの、同時に来た台風に薬師のみ。

今年は去年行かれなかった山へ、新穂高からチャレンジです。

去年同様、仕事終わりと同時に出発したかったんですが、予報は雨。
1日休息を入れるも、その翌日も雨。
午前中1~2hの雨なら我慢しようかと思いましたが、1日中雨のよう。

予報を見る限りでは、最短で土曜早朝スタートになりそう。
と言う事で、雨の金曜日を車での移動日にし、その夜は新穂高駐車場で車中泊。
朝は3:30頃から出発する人達も居ますが、私はのんびり6時発。どうせそんなに長く歩けないし。

今回の計画はほぼ6時スタートで、12~13時まで歩く、それを3泊4日で旅する計画。
初日は双六小屋までの予定。

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では、林道に入ります。

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70分ほど歩くと最初の山小屋、わさび平小屋です。

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更に20分で小池新道入口、いよいよ登山道です。
てことは登山道に行くだけで90分も歩きます。

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ここまではほぼ平だったのが、いきなりコレですよ。

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ひたすら登る。登り返し一切なし。

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登る、登る。そして鏡池到着。水面は鏡のようですが、残念山に雲が掛かっちゃってます。
少し待ちますが、逆にガスが立ち込め、何も見えなくなります。
ここまでCT(コースタイム)5:00のところを4:00、いつも通り最初だけ速いです。(笑)
まだ10時前ですが、ここでお昼にします。目指す双六小屋までは2:10、お昼には到着しそう。

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土曜だったせいか、あっちこっちの山小屋で荷揚げをしています。
ここは鏡平山荘。

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登山道が綺麗に見えています。とにかく登り続けるのです。

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5:30も登り続けて、やっとなだらかな、歩き易い道です。

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雄大な北アの風景。

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遥か遠くに赤い屋根、初日宿泊予定の双六小屋です。
歩いている道は、石ころゴツゴツの道。まだ遠いーです。

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しかし人の足って凄い。
遥か遠くに見えていた双六小屋、あっと言う間に目の前です。
あっと言う間ってどのくらい?
ナント!たったの10分ですよ。

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到着。案内表示を見ると周りには有名な山がたくさん。ここから槍へ行く人も居るんですね。
とりあえず初日お疲れ様。6:30ぐらい歩いたでしょうかね。
まだお昼ですが、宿泊申し込みをし、どこにも散歩する場所も無いので外でお昼にします。

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いやあ、歩いていて暑かったのに、座って休むと寒い。ブルブル。
小池新道を登っている時は、タオルを水に濡らして首を冷やしたり、汗を拭き拭き登って来たのに、実際は寒いくらい。
部屋に戻ってゴロ寝することに。ここの小屋の良い所はベッドなこと。1人ずつベット。zzz

結局昼からずっとゴロゴロしてました。
雲ノ平はとにかく行程が長いです。何しろこれだけ歩いてまだ1つも山に登ってないですからね。

明日は百名山・鷲羽岳を目指します。(^^)v

iine

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