やっぱりレヴォーグでした
決まりましたね、カーオブザイヤー。
大賞受賞車は、私の予想通りスバル・レヴォーグでした。パチパチパチ。
何が凄いって自動運転技術。現段階では運転支援技術って言うのかな。
もう高速道路なんかだったら、速度をセットしたら後は勝手に運転してくれちゃいます。
それもギクシャクせず、自然な加減速で。
追い越しだってウインカー出したら、後は勝手にやってくれます。
カーブの前では適度に減速し、曲がり終わったら加速。
料金所でも勝手に20km/h以下まで減速しスムーズに通過。
もちろん追突しそうになったら、勝手に自動ブレーキ。
これだったら高齢の親御さん、あるいは車が初めての子供にも、安心して勧められます。
今、自動車メーカーは自動運転技術の開発に熱心で、自動車評論家もそれに関しては興味が高いはず。
そしてこのレヴォーグ、運転してもとても楽しい車です。
エンジンも良いし、脚も良い。
車好きには推せる車ですね。
けど、どうなのかなあ?と思う部分もあります。
自動車評論家って、やっぱり庶民とは収入が違ってて、庶民目線の車選びとはちょっと違うのかなあって思っちゃう。
単純にイイ車を選択したらレヴォーグで異議なしですが、これの最上級グレード400万超えですよ?
いくら凄い車でもなあ。
良い車ですよ。そうですね。
だけではねえ。
やっぱりカーオブザイヤーだから、その年を代表する車であって欲しい。
もちろん技術的には「2020年、自動運転技術はここまで来た」って言う代表であることも分かります。
が、売れますかねえ?
オーダーがガンガン入ってるのは知ってますよ。
でも最初だけじゃない?
金額が高いのともう一点。
スバルの車って燃費が悪いです。改善はしてますが、それでも昨今の排ガス規制にいずれ引っ掛かるでしょう。
規制の緩いアメリカでは売れても、規制が厳しいヨーロッパでは売れない。
メーカーで言ったら、もうトヨタだけしか生き残れないレベルですよ。
最近の規制は、メーカー全体、全車種をトータルしての話なので、トヨタはハイブリッドで稼いだマージンでスポーツ車も販売出来ます。
それに対して他のメーカーは、ほぼ新スポーツ車は開発出来ない状態です。
(日産・ホンダはEVへシフトして乗り切ろうとしてますが、スバルやマツダはトヨタからハイブリッド車をOEMして貰わないと)
スポーツ車を販売出来ないメーカーではねえ。実用車だけで魅力ある車が用意出来るとは思えません。
そんなことも考えると、圧倒的な燃費を叩き出したヤリスなんか、排ガス規制の次のステージを乗り切るためのステップだったんじゃないかなあなんて。
大賞予想して当たったのに、また面倒臭いことを、って言われそうですが。
庶民目線で選ぶ良い車だとね、何か他の車種の方が良いような気もします。例えば、
トヨタ・ライズ
売れてますよ。今流行りのSUVだし、価格も性能も手頃です。
もちろんこれが2020年の代表か?って言われると弱いですけど、10ベストカーには選ばれても良かった気がします。
去年のイヤー車がRAV4だったから外されたのでは?なんて。
ええ、カーオブザイヤーでレヴォーグが選ばれた事自体は予想通りでした。
けど、それは評論家は恐らくこの車に投票するだろうなって予想だったのかなあ。
世界に向けて、この車が日本車の今年の一番ですって言う車選びだから、軽自動車はまず選ばれません。
が、
今は国内での軽の売り上げと来たら、圧倒的。
技術自慢じゃなくて、これが日本の現状です。
って感じで軽が選ばれる日も来るかもしれませんね。(タフトなんかも面白い車でしたよね)
もっとも今は車なんか興味無いでしょうね。
それどころじゃない。
コロナのことで頭がいっぱい。
なのでこの辺で失礼しときます。m(__)m
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