中島みゆき
私の世代が若い頃に流行った歌と言えば、もちろんユーミンですよね。
ニューミュージックなんてジャンルを生み出し、明るく恋の歌を歌うユーミン。
それに対し、暗く、ひたすら暗く歌う中島みゆき。
うらみまぁーす♪
学生の頃、友人の暴走族のヘッドM君。
いつも他人を睨みつけ、喧嘩上等のM君。
そんなM君が大好きだったのが、中島みゆき。
一人部屋を暗くして、中島みゆきを聴きながら涙するのが好き、と明言してたっけなあ。
あんなに強い男の心を揺さぶる歌。
そんな中島みゆきも、今や「糸」なんて恋ソングを歌い、何でも今の若者の結婚式で歌われる歌だったりするそうで。
本当かよー、結婚式で?中島みゆきの歌を?
時代も変われば変わるものです。
時代、、
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
まわるまわるよ時代は回る
まあそれでも、私にとっての中島みゆきは、落ち込んで行く、引きずり込まれて行く、それが魅力だったりします。
そうしたら最近、どっちかと言うとその暗ーい「みゆきソング」が、ちょっとブームになっているみたいです。
カヴァーで曲を歌う(出す)人も。
化粧・宮本浩次
せめて 今夜だけでも きれいになりたい
ホームにて・高畑充希
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
同じ列車を舞台にした歌でも、ユーミンの「シンデレラエクスプレス」とは、全く別世界のストーリーですねえ。
でもそれが良いのですよ。
都会で傷付き、心温まる故郷へ帰りたい。
でも帰ればまた心配を掛けてしまう。
だから帰れない。
心に沁みますなあ。
特に部屋でひっそりと聴いていると、ね。(^_-)-☆
最近のコメント